【男女共通】「かまってほしい」と「ひとりにして」は、どちらも愛の形。——距離感の違いを知ると、婚活の"違和感"が消えていく。
- Michi Nakashima
- 9 時間前
- 読了時間: 5分
こんにちは!松山市駅から徒歩3分。あすなる愛媛の結婚相談所、プロの心理カウンセラーで仲人の中嶋美知です😊
毎週水曜9時に女性向け、木曜9時に男性向け、日曜9時に男女皆様へのメッセージをお届けしています。
LINEの返信が遅い。
LINEの返事が短い。
それだけで、「この人、私に興味ないのかな」って思ったこと、ありませんか。
逆に、LINEがたくさん来すぎて、返すのがしんどい。せっかくいい人なのに、なんだか息苦しくなってきた、、、そんな経験がある方も、きっといらっしゃると思います。
実はこれ、どちらかが悪いわけじゃないんです。
ただ、人との"心地よい距離感"が、ふたりの間でずれている。
それだけのことなんですよね。
NLPの「メタプログラム」って知っていますか?
NLP(神経言語プログラミング)には、「メタプログラム」という考え方があります。
これは、人が無意識に持っている"思考や行動のクセ"のようなもので、自分では気づいていないけれど、日常のあらゆる判断や感じ方に影響しているんです。
その中に「他者との関わり方」に関するカテゴリーがあります。
簡単に言うと、人にはそれぞれ"人と一緒にいるときに一番自分らしくいられるバランス"があるということ。
これは良い悪いの話じゃなくて、持って生まれた性質のようなものなんですよね。
あなたは、どちら寄りですか?
ものすごく極端な両端の話をすると——
ひとつは「個人型」と呼ばれる傾向。自分ひとりの世界で過ごすことにモチベーションが高まって、居心地の良さを感じるタイプです。
もうひとつは、常に誰かが一緒にいることでワクワクして、楽しくて、幸せだなぁと感じる傾向。
そしてね、多くの人はその中間のどこかにいるんです。
人とのつながりの時間がある程度あって、自分ひとりの時間もあると幸せを感じる人。
基本的にはひとりだけど、1日のうちの10分とか数時間ちょこちょこ話すことで満足する人。
ほぼ誰かがそばにいて、何も話さなくても近くにいるだけで気持ちが安定して、自律神経も整う人。
ほんとうに、人によってまったく違うんです。
「自分と同じ」だと思っちゃう、これが落とし穴
ここが一番大事なポイントなんですが!!
人は、自分が感じている感覚をみんなも同じだと、ついつい思ってしまうんです。
だって、他の人の感覚ってわからないじゃないですか。
だから、自分の感覚では寂しいのに「どうしてあの人は連絡くれないんだろう」「どうしてしょっちゅう会ってくれないんだろう」って思う。
一方で、自分の感覚ではしょっちゅう一緒にいるのがしんどい人は、「なんでこの人はいつもLINEや電話してきて、自分の時間を邪魔するんだろう」ってネガティブな気分になっていく。
心理学では「偽の合意効果(False Consensus Effect)」と呼ばれる認知バイアスがあって、人は自分の価値観や行動パターンが"普通"だと無意識に信じる傾向があるんです。
つまり、
「私が寂しいんだから、あの人も寂しいはず」
「僕がひとりで平気なんだから、あの人も平気なはず」
そう思い込んでしまう。
でも、ふたりの"心地よい距離"は本当に違うんです。
これは愛情の量の問題じゃない。距離感のタイプが違うだけ。
LINEの頻度の話だけじゃない
この距離感の違いって、LINEだけの話じゃないんですよね。
一緒にいる時間の長さ、休日の過ごし方、住む場所の選び方。
ぜんぶつながってきます。
たとえば単身赴任。全然平気な人もいれば、寂しくてしょうがないから「転勤がない仕事のお相手と結婚したい」という方もいらっしゃいますよね。
どちらが正しいわけでもない。ただ、違う。
神経科学の観点で言えば、人によって
「共調整(Co-regulation)」:誰かがそばにいることで神経系が落ち着くタイプと、
「自己調整(Self-regulation)」:ひとりの静かな時間で神経系を整えるタイプ
がいると考えられています。
どちらも脳と自律神経のしくみとして正常なんです。
「私はね」「僕はね」から始まる、すり合わせ
じゃあ、距離感が違うふたりはうまくいかないのか?
そんなことはありません。
大事なのは、「私はこれくらいの距離感が心地いいんだよね」って伝えること。
そして相手の「僕はこう感じるんだ」も聴くこと。
そうやって話してみると、「あ、嫌われてたんじゃなかったんだ」「面倒だと思ってたわけじゃないんだ」って、誤解がすーっと溶けていくんです。
実は私の友人ご夫婦は、お二人ともNLPを学んでいらっしゃるんですが、「今からひとりにしてほしい」ということをお互いに言えるし、「この時間は一緒に過ごそう」というすり合わせもしている。
一緒に過ごす時間は近くのカフェに行くとか、環境もちゃんと切り分けているんですよね。
コミュニケーション学で言えば、これは「メタ・コミュニケーション」:コミュニケーションの取り方自体について話し合うこと。
「何を話すか」じゃなくて「どう関わるか」をふたりで決められる関係って、すごく強いんです。
これは婚活だけの話じゃない
この"距離感の違い"を知っておくと、交際中だけじゃなくて結婚生活でもずっと役立ちます。
お子さんが生まれたとき、その子の距離感のタイプが自分と違うこともあるんですよね。
「うちの子、全然甘えてこない」と心配するお母さんもいれば、「ずっとべったりで自分の時間がない」と疲れてしまうお母さんもいる。
でも知っていれば、「この子はそういうタイプなんだな」とわかる。
それだけで子育ての悩みも減るし、パートナーとの関係も、お子さんとの関係も、ずっと心地よくなっていきます。
婚活は、ふたりの未来のしくみを一緒につくっていく作業です。
「この人のこと好きなのに、なんか違和感がある」
それは嫌いになったんじゃなくて、距離感がずれているだけかもしれません。
ぴんとこなくても大丈夫。相談してみてください。
こういった無意識の行動傾向の違いで、交際がうまくいかないように感じているだけ。
そんなケースを、私はたくさん見てきました。
お互いにとって心地よい、自分らしくいられる環境づくりを、最初から一緒につくっていきましょう。

.png)