【女性向け】「気がきく女子」をお休みしてみない? ポンコツ女子のすすめ
- Michi Nakashima

- 19 時間前
- 読了時間: 7分
こんにちは!松山市駅から徒歩3分。あすなる愛媛の結婚相談所、プロの心理カウンセラーで仲人の中嶋美知です😊
毎週水曜9時に女性向け、木曜9時に男性向け、日曜9時に男女皆様へのメッセージをお届けしています。
今日はね、ちょっと耳が痛い話かもしれません。
テーマは、「気がきく女子をやめて、ポンコツ女子になろう」です。
えっ?って思いましたよね(笑)
気がきく女子のほうがモテるに決まってるじゃん!って。
うん、私もそう思ってたんです。
でもね、かつての私のしくじりエピソードを聞いてもらえますか。
私が「気をきかせすぎた」話
婚活していたときのことなんですけどね。
遠距離のお相手と、あるイベントに一緒に行こうって話になったの。
彼が私の住んでいるエリアのほうに来てくれるっていう流れで、2人ともはじめての場所、はじめてのイベント。
「どういう場所かな?」「そこまでの道、よくわかんないね」なんて話をして、「じゃあまた計画立てようね」って電話を切ったのね。
でもさ、地理的には私のほうが地元じゃないですか。
だから私がある程度調べてあげたほうがいいよね、って思ったんです。
待ち合わせ場所、イベント前の食事のお店、道順、時間の目安……。
その日のうちにぜんぶ調べて、翌日LINEで「ここが候補で、こういう道順で、時間はこれくらいかな」って、まとめて送ったの。
返事は「いいね!ありがとう!」って。
うん、そうなるよね。当然ですよね。
でもね。
そこから、ちょいちょいあった電話が、減っちゃったの。
電話ってさ、ほんとたいした話しないんですよ。
毎日毎日いろんなことが起きるわけじゃないし、ほんとにたわいもないことをぐだぐだ……というかうだうだしゃべってるだけ。
他の用事しながらしゃべったりとかね。
でも、そのなんとなくしゃべってる感じが、心地よくて楽しみだったの。
なのに!
イベントの日程が決まって、待ち合わせもタイムスケジュールも全部決まったら、電話がなくなっちゃった。
よく考えたら、当然なんですよね。
だって、電話する口実がなくなっちゃったんだもん。
「しまった……」って思いました。
私が先走って気をきかせて、段取りよく全部決めちゃったばっかりに、彼が「ここどうかな?」「調べてみたよ」って活躍できるシーンが、まるっとなくなっちゃったの。
彼と一緒に「どうするー?」って、うだうだ話しながら調べる時間も。
あなたにも、心当たりありませんか
こんなこと、思い当たることはありませんか。
デートの行き先、いつも自分から調べて提案している。
「彼に手間をかけさせちゃ悪いな」と、先回りして段取りしている。
LINEの返事がないと不安になって、つい追加で情報を送ってしまう。
どれか一つでも「あるかも」と思った方は、このあとの話が、きっと役に立ちます。
気をきかせるのは、“右利き”みたいなもの
こういう先回りって、がんばってやっていると思っていないことが多いんですよね。
右利きの人が、右手でお箸を持つように。
もう無意識なんです。
「相手に迷惑かけちゃいけない」
「私がやったほうが早い」
「ちゃんとしてる私でいなきゃ」
そんな気持ちが、いつの間にか自動反応になっている。
これは性格じゃなくて、長い時間をかけて身についた反応パターンなんです。
だからこそ、意識して「お休み」することができるんですよね。
なぜ、彼の「出番」を残すことが大事なのか
心理学者エドワード・デシとリチャード・ライアンの「自己決定理論」では、人が幸せを感じるために必要な3つの欲求があると言われています。
そのうちのひとつが、
有能感:「自分は役に立っている」「自分がいることで何かが良くなっている」と感じられること。
これ、男性に限った話じゃないんですが、特に婚活中の男性にとっては大きいんですよね。
お見合いして、仮交際になって、「この人と一緒にいる意味があるのかな」「自分は必要とされているのかな」って、男性も不安を感じているんです。
そんなとき、彼女のために何かを調べたり、道を確認したり、お店を提案したり。
その小さな「貢献」のたびに、脳からはオキシトシンが分泌されます。
オキシトシンは「絆のホルモン」とも呼ばれていて、誰かのために何かをしたとき、守ったとき、感謝されたときにじわっと出るもの。
つまりね、彼が何かしてくれるたびに、彼の中で「この人を大事にしたい」という気持ちが育っているんです。
それなのに、こちらが全部やってしまったら、、、
その育つチャンスを、知らないうちに摘み取ってしまっていることになる😹
もったいないと思いませんか。
「してくれない」の正体
「彼が電話くれないんです」
「考えてくれないんです」
「動いてくれないんです」
「私ばっかりやっている気がします」
そんな相談をいただくことが、ほんとうに多いんですよ。
溺愛してくれるカップルを見て「いいなぁ」って憧れる気持ちも、よくわかります。
でもね、ちょっと立ち止まって考えてみてほしいんです。
彼が「してくれない」のは、彼が冷たいからじゃなくて、、、
あなたが気をきかせすぎて、彼の出番が残っていないから、ということはないですか。
社会学者アーヴィング・ゴフマンは、人間関係には「お互いが役割を演じ合う舞台」のような側面があると言っています。
片方が完璧に段取りしてくれるなら、もう片方は「観客」になるしかないんですよね。
だからこそ、観客じゃなくて一緒に舞台に立てるように、不完全な部分をあえて残しておくことが、二人の関係には大事なんです。
母を見て思うこと
うちの母もね、すごく器用な人だったんです。
何でもできて、しかも早い。
だから家のこと、ぜーんぶ自分でやってたの。
庭木の手入れも、家の補修も、網戸の張り替えも。
町内会のことも、親戚まわりのことも、私たち子どもの学校のPTAも、全部。
ずーっと動いていてね。
で、父はどうなったかというと?
そう。何もしなくなったんです。
何もしないから何もわからないし、何もできなくなって、「おーい、お茶」って言って持ってこさせるような人になっちゃった。
母はよく「お父さんは何もしない」って文句を言っていたけれど……正直なところ、出番がなかったよね、と今なら思うんです。
家族システム論という考え方があるんですが、家族の中で誰かが「できる人」の役割を強く担いすぎると、他のメンバーは自然と「できない人」の役割に押し出されてしまうと言われています。
母は気がきく人で、有能な人だった。
だけど、それが結果として父の居場所をなくしてしまった。
そういう側面は、たしかにあったんだろうなぁと思います。
「ポンコツ女子」のすすめ
そんな未来を作らないためにも、ね。
今から少しだけ、力を抜いてみませんか。
頼って、甘えて、ちょっとポンコツで。
「ここ、どう行ったらいいかなぁ?」って聞いてみる。
「私、こういうの決めるの苦手でさ……」って頼ってみる。
彼が調べてくれたら、「すごい!」「さすが!」「ありがとうね、助かる〜!」って、素直に喜ぶ。
それだけで、彼の居場所ができるんです。
気がきく女子は、たしかに賢くて素敵ですよ。
さくっと何でもできちゃうのは、ほんとうにすごいことだと思います。
だけど、それがうまくハマるシーンと、そうじゃないシーンがあるんですよね。
婚活中の仮交際って、まさに「そうじゃないシーン」のほうが多いんじゃないかなぁと、私は思うんです。
「自分がいなきゃだめだなぁ。」
「この人には俺が頼りになってるだろう。」
そう思わせてくれる女性の隣で、男性は自分の存在価値を感じられるんです。
そしてね、その「必要とされている」という実感が、彼の中に安心を生んで、もっと一緒にいたいという気持ちにつながっていく。
じんわり、でもたしかに。
想像してみてください。
疲れて帰ってきた夜、「今日さ、こんなことがあってね」ってたわいもない話をしながら、一緒にごはんを食べている。
彼が「これ、俺が作ろうか?」って言ってくれて、ちょっと不格好だけど一生懸命つくったパスタを「おいしい!」って食べている、そんな日曜日の昼下がり。
完璧じゃなくていいんです。
むしろ、完璧じゃないからこそ、二人で補い合える。
その「補い合い」が、結婚生活の土台になっていくんですよね。
今週の一歩
今日から一つだけ、試してみてください。
次に彼と会う約束をするとき、お店や道順を調べるのをぐっとこらえて、「どこがいいかな?」って聞いてみる。
彼が提案してくれたら、完璧じゃなくても「いいね!楽しみ!」って返す。
それだけでいいんです。
仮交際のときからね。

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