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自分の好みを疑うところから、本当の婚活が始まる。

  • 執筆者の写真: Michi Nakashima
    Michi Nakashima
  • 10 時間前
  • 読了時間: 6分

こんにちは!松山市駅から徒歩3分。

あすなる愛媛の結婚相談所、プロの心理カウンセラーで仲人の中嶋美知です😊


今日は、少し勇気のいる話をさせてください。


「また、うまくいかなかった。」

婚活の中で、何度かそう感じてきたとしたら——


もしかしたら、今日の記事が少し、風向きを変えてくれるかもしれません。



まず確認してみましょう


✅ 「この人いいな」と思って近づいたけれど、結果的にうまくいかなかった経験が2回以上ある

✅ 「絶対この系統の人がいい」「この雰囲気じゃないと無理」という強い好みがある

✅ お相手のプロフィールを見て「ぴんとこないな」と感じると、すぐスキップしてしまう


1つでも当てはまったら、この記事はあなたのために書きました。



"いいな"の正体を、一緒に見てみましょう



結婚相談所にいらっしゃる方のほとんどは、これまでにも恋愛や交際の経験がある方です。

そしてこう話してくださいます。


「以前お付き合いした人は、自分から選んだ人でした。でも、うまくいかなかったんです。」

これは、あなたのせいでも、相手のせいでもありません。


「あなたが"いいな"と感じてきた感覚は、これまで幸せな方向に向いていましたか?」



好みの人には、必ず"裏面"がある


心理学者カール・ユングは「シャドウ(影)」という概念で、人間の魅力と弱さは必ずセットになっていると述べています。


あなたが惹かれる「光の面」は、必ず「影の面」を連れてくる。


「リーダーシップがあって、頼れる人がいい」

→ その人は、さまざまな場面で自分の主張を強く出すかもしれない。あなたの意見を聞いてくれないことがあるかもしれない。


「おしゃれで垢抜けていて、話も上手な人がいい」

→ その人は、多くの異性から注目を集めるかもしれない。モテるからこそ、あなたへの特別感が小さくなることがあるかもしれない。


「華やかに活躍していて、みんなから称賛されている人がいい」

→ その人は、忙しくてあなたとの時間を作りにくいかもしれない。本当に頼りたいときに、そばにいてくれないかもしれない。


これは批判ではありません。

物事には必ず両面がある、ということです。



神経科学から見ると:脳は「刺激」と「適切な相手」を混同する



神経科学の観点から言うと、人が「ときめき」を感じるとき、脳内ではドーパミン(期待・快感の神経伝達物質)が大量に分泌されています(Berridge & Robinson, 1998)。


このドーパミンは、必ずしも「この人と幸せになれる」というサインではなく、「刺激的・新鮮・強い印象」というサインです。


つまり、ときめきが強ければ強いほど

——それは「この人が適切なパートナー」という証拠ではなく、「この人が脳に強い刺激を与えている」という証拠に過ぎないのです。


逆に言えば、「あまりドキドキしない」「落ち着いた感じ」というのは、脳が"安全・安心・信頼"として認識しているサインである可能性があります。

長い結婚生活で本当に必要なのは、毎日のときめきよりも、毎日の安心感です。



遺伝子学が示すこと:「違い」が、ふたりを守る


少し専門的な話になりますが、免疫遺伝学の分野に「MHC(主要組織適合遺伝子複合体)適合性」という研究があります(Wedekind et al., 1995)。


人間は無意識に、自分とは異なる免疫遺伝子を持つ相手に魅力を感じやすいとされています。

これは、子孫の免疫力を高めるための本能的なシステムと考えられています。


ここで興味深いのは

——「なんかこの人、違う感じがする」という感覚が、実は生物学的に見て相性のよいサインかもしれない、ということです。


これまで「なんか違う」と感じてスキップしてきた人の中に、遺伝子レベルで深くつながれる人がいたかもしれない。



社会学から見る:「好み」は自分が選んだものではないかもしれない


社会学者ピエール・ブルデューは、私たちの趣味・好み・行動様式は「ハビトゥス(habitus)」

——つまり長年の経験と環境の中で無意識に形成された習慣的な傾向——であると述べています。


つまり、あなたが「このタイプがいい」と感じる好みは、あなた自身が意識的に選んだものではなく、これまでの経験の中で自動的に形成されたパターンかもしれないのです。


右利きの人が左手でお箸を使うと、とても不自然でぎこちない。

でも、それは左手が悪いのではなく、右手に慣れているだけ。


「この系統じゃないと無理」という感覚も、もしかしたら

——長年の経験が作り上げた"慣れのパターン"に過ぎないのかもしれません。


不安は性格ではなく、反応パターン。

好みもまた、運命ではなく、習慣パターン。

そして、パターンは変えられます。



量子物理学のヒント:見る目が、現実を変える


少し視点を変えて、量子物理学の「観察者効果」を借りてみましょう。

量子の世界では、観察する側の意識が、粒子のあり方に影響を与えるとされています(ハイゼンベルクの不確定性原理)。


これを人間関係に応用するなら——あなたがどんな目で相手を見るか、それ自体が関係性の現実を変えていく


「この人はどうせ…」という目で見続ければ、相手はその通りに見えてくる。

「この人の良いところはどこだろう」という目で見れば、本当にその人の良さが見えてくる。


これは思い込みの話ではなく、見ようとする意識が、見えるものを変えるということです。



「ありえない」の中に、眠っているもの



では、具体的にどうすればいいか。


まず試してほしいのは、「絶対にありえない」と思ってきた人の、逆の側面を想像してみることです。


「見た目が地味」「異性受けする会話が得意じゃない」

→ でも、ふたりでいるとき、その人はとても誠実にあなたに向き合ってくれるかもしれない。


「おしゃれじゃない」「素敵なお店を知らない」

→ それは「センスがない」のではなく、「まだ機会がなかっただけ」かもしれない。あなたが「ここに行きたい」と伝えれば、喜んで叶えてくれる人かもしれない。


「最初はドキドキしない」

→ その穏やかさが、10年後の毎朝の安心感になるかもしれない。

「ありえない」の中にある磨けば光る資質に、目を向けてみてください。



「好みを疑う」は、自分を否定することではない


ここまで読んで、「じゃあ自分の感覚を全部捨てろということ?」と思った方もいるかもしれません。

違います。


好みを疑うとは、これまでの自分を責めることではなく、新しい可能性を開くことです。


「リーダーシップがある人が好き」という感覚は、素敵なことです。

ただ、それが「強引で話を聞いてくれない」という経験に何度もつながってきたなら

——同じパターンを繰り返す必要はない、ということです。


「いいな」と感じた点が、同時に「うまくいかなかった」原因でもあった。

その事実に、やさしく気づいてあげてください。



じんわり、でも確かに変わっていく



婚活を「好みの人を探す旅」から、「ふたりで幸せになれる人を見つける旅」に変えてみてください。


最初は「なんか落ち着くな」くらいでいい。

「ドキドキはないけど、話しやすい」くらいでいい。

「好みじゃないけど、誠実だな」くらいでいい。


その小さな「いいな」が積み重なって、ある日気づいたら

——「この人といると、私らしくいられる」という感覚が生まれているかもしれません。


きれいな夕日を見ながら、ふたりで笑っている。

疲れて帰った夜に、ただ「おかえり」と言ってくれる。

旅行先で迷子になっても、一緒だから笑える。


そういう日常が、本当の意味での「ふたりの幸せ」だと、私は思っています。

好みを疑ったその日から、あなたの婚活は少し、豊かになります。

本当かな?って思ったら、ダメもとで試してみて😊



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