【男性向け】気の利いたひと言が出てこなくて、帰り道に肩がずしっと重くなる。―女性が「この人と結婚しよう」と決めるのは、ときめきより「安心して話せる」でした

こんにちは!松山市駅から徒歩3分。
あすなる愛媛の結婚相談所、プロの心理カウンセラーで仲人の中嶋美知です😊
毎週水曜9時に女性向け、木曜9時に男性向け、日曜9時に男女皆様へのメッセージをお届けしています。
デートは無事に終わった。お店も悪くなかったし、会話もそこそこ続いた。なのに帰り道、なんだか肩のあたりがずしっと重い。「もっと気の利いたことを言えたらよかったのに」「おもしろい話のひとつもできなかったな」と、頭の中でひとり反省会が始まってしまう。
そんな夜を過ごしたこと、ありませんか。
先にお伝えしておきますね。女性が「この人と結婚しよう」と決めるとき、甘い言葉やトークの上手さは、実はそれほど大きな決め手にはなっていないんです。今日は、私自身の話も交えながら、そのことをお話しさせてください。
「おもしろくはなかったけど、この人だと思った」
先日、全国の仲人仲間と勉強会をしたときのことです。ある仲人さんが、ご自身も結婚相談所で結婚した方で、そのときの決め手を話してくれました(ご本人とわからないよう、少しぼかしています)。
その方は、最初のお見合いの相手と結婚を決めたそうです。お相手のことを「正直、おもしろい人ではなかった」と笑いながら話していました。それでも決めた理由は、「言っていることと、していることが一緒だったから」。
大げさなことを言わない。言ったことは、ちゃんとやる。だから、この人なら信じられると思った。信頼さえあれば、あとから話し合いでなんとでもなる、と。
この話を聞きながら、私は何度もうなずいていました。なぜなら、私自身もまったく同じ理由で、結婚を決めたからなんです。
私が結婚を決めたのも、ときめきではなく「安心」でした
私は今月末に、挙式を控えています。57歳で婚活を始めて、ようやくここまで来ました(笑)。
私のパートナーは、甘い言葉をまったくと言っていいほど言わない人です。気の利いたセリフで盛り上げてくれるタイプでもありません。
でもね、私の話を本当によく聞いてくれるんです。途中でさえぎらず、最後まで。そして「やりたいこと、ひとつずつやっていこう」と言って、本当にひとつずつ一緒にやってくれる。遠くに住んでいるのに、松山にも自分から進んで足を運んでくれます。
言葉より、行動。その積み重ねが、見た目のときめきや条件とは比べものにならない安心感になっていきました。
実は私には、前の結婚の経験があります。そのときに身にしみて感じたのが、「希望も不安も、安心して話せる人がいい」ということでした。だからこそ今回は、ときめきの大きさよりも、「この人の前なら、私は私のままでいられる」という感覚を大切にしたんです。
女性が見ているのは「言葉」より「言葉と行動が一致しているか」
これは私だけの好みの話ではないんですよね。
夫婦関係の研究で知られる心理学者ジョン・ゴットマンは、著書『The Science of Trust』(2011年)の中で、パートナーへの信頼は、大きな出来事よりも、日常の小さな場面の積み重ねでつくられると述べています。話しかけられたときに顔を向ける、約束した時間に来る、言ったことをやる。そんな何気ない瞬間のひとつひとつが、「この人は大丈夫」という感覚を育てていくんです。
また、心理学の愛着理論では、安心できる相手のことを「安全基地」と呼びます。人は安全基地があると、不安なときにはそこに戻って落ち着き、また外の世界へ挑戦していけるとされています。
結婚を考える女性が探しているのは、まさにこの安全基地なんですよね。ドキドキさせてくれる人より、帰ってきたときにホッとできる人。そして、それをつくるのは話術ではなく、あなたの日々の行動なんです。
愛媛の男性は、口数は少なくても、誠実で行動で示す方が多いと私は感じています。その誠実さは、婚活の場では、実はとても大きな強みなんです。
こんなこと、心当たりはありませんか
デートの前に「何を話そう」と話題を考えすぎて、当日はかえって頭が真っ白になる。沈黙が来ると、背中のあたりがそわそわして、何か言わなきゃと焦ってしまう。彼女が笑ってくれないと、「つまらない男だと思われたかな」と、その日の夜まで引きずってしまう。
あるある、わかります。でもね、これはあなたの性格の問題ではないんです。
人は、右利きの人が意識しなくても右手でお箸を持つように、慣れた反応をくり返しています。「うまく話さなきゃ、相手を楽しませなきゃ」という焦りも、どこかで身についた"反応パターン"のひとつなんですよね。不安は性格ではなく、反応パターン。パターンなら、ちゃんと変えていけます。
その第一歩は、「楽しませる役」から降りてみることです。彼女の前で、上手に話す人になろうとしなくていい。誠実に聞いて、言ったことをやる人でいればいいんです。そう思えた瞬間、肩の力がふっと抜けて、不思議と会話も自然に続くようになっていきます。
甘い言葉の代わりに、今日からできる三つのこと
一つ目は、小さな約束を守ることです。「今度あのお店に行こう」「着いたら連絡するね」。言ったことを、言ったとおりにやる。たったそれだけのことが、女性の中では「この人は信じられる」という確かな手応えとして残っていきます。
二つ目は、話を最後まで聞くことです。男性はつい、相手の悩みを聞くと解決策を出したくなりますよね。それも優しさなのですが、まずは「そうだったんだ」と受け止めて、最後まで聞いてみてください。アドバイスより先に「聞いてもらえた」という安心が届くと、女性は不安も本音も話してくれるようになります。
三つ目は、「次」を言葉にして、そのとおりに動くことです。「次は〇〇に行ってみようか」と小さな予定をひとつ決めて、それを実際に叶える。気の利いたセリフよりも、「この人といると、ひとつずつ叶っていく」という実感のほうが、ずっと心に残るんです。
帰り道の反省会を、明日の一歩に変えて
もし今度、デートの帰り道に「うまく話せなかったな」と肩が重くなったら、こう考えてみてください。
今日、自分は彼女の話をちゃんと聞けただろうか。言ったことを、ちゃんとやれただろうか。
もし「できた」と思えるなら、それで十分なんです。彼女はきっと、あなたが思っているよりずっと、その誠実さを見ています。
あなたの「言っていることと、していることが一緒」は、どんな甘い言葉よりも、彼女の心にまっすぐ届きます。
次のデートでは、何かひとつ「次はこれをしよう」と約束して、それを必ず叶えてみてください。そこから、ふたりの安心が育っていきます😊
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