【女性向け】最後のひとりに出会うまで、ぜんぶ「失敗」。だったら、自分を出して失敗しよう。
- Michi Nakashima

- 23 時間前
- 読了時間: 6分
こんにちは!松山市駅から徒歩3分。
あすなる愛媛の結婚相談所、プロの心理カウンセラーで仲人の中嶋美知です😊
毎週水曜9時に女性向け、木曜9時に男性向け、日曜9時に男女皆様へのメッセージをお届けしています。
先日、ある会員さんとじっくりお話をしていたときのことなんです。
その方はね、とても話が弾む楽しい女性なんですよ。
自分の意見もしっかり持っていて、私との面談ではいろんな話ができる。
「この人と話していると面白いなぁ」って、仲人の私が毎回思うくらい。
でもね、お見合いやデートの場になると、うーん、残念!それが出ない。
「つい相手に合わせちゃうんです」って。
気に入られたい。
嫌われたくない。
変なこと言って場の空気を壊したくない。
その気持ち、ものすごくわかりません?
私は過去、すっごくそうだったから、とてもわかります。
特に恋愛経験があまりないと、「正解の振る舞い」を探してしまうんですよね。
相手が喜びそうなことを言って、相手の話に合わせて、"いい子ちゃん"でいようとする。
でもそうすると、何回デートを重ねても、なんだかお互いのことが深まっていかないんです。
満足感も小さい。ウキウキもワクワクも中途半端。親密感も距離感も、思うように縮まらない。
こういう方、実はとても多いんですよね。
「失敗しないようにやっていること」が、失敗になっている
ちょっと立ち止まって考えてみてほしいんです。
私たちって、日々なんとなく「失敗しないように」動いていませんか。
仕事でも、人間関係でも、婚活でも。
無意識に、波風を立てない方向に、リスクの少ない方向に、自分を調整している。
でもね
今、思ったようにうまくいっていないとしたら。
それって、「失敗を避けようとしてやっていること」そのものが、実は失敗の方に傾いている行動だった、ということなんですよね。
心理学では、これを「安全行動(safety behavior)」と呼ぶことがあります。
不安を感じたとき、その不安を和らげるためにとる行動、、、
たとえば
「当たり障りのない話題だけ選ぶ」
「自分の意見を言わない」
「相手の顔色をうかがう」。
一見、安全に見える。
でも実は、これをやればやるほど
「本当の自分を出したら嫌われる」
という思い込みが強化されてしまう。
そして相手にも、あなたの本当の魅力が伝わらないまま時間だけが過ぎていくんです。
社会心理学者のマーク・スナイダーは、人には「セルフ・モニタリング」の傾向があると言いました。
周囲の期待に合わせて自分の振る舞いを調整する力のことです。
これ自体は社会生活で役立つ能力なんですが、婚活の場でこれが強く出すぎると、、、
相手に見せているのは「あなた」ではなく、「相手が望むであろうと想像したあなた」になってしまうんです。
それでは、どれだけ回数を重ねても、本当の意味での出会いにはならない。
だからこそ、もどかしいんですよね。
最後のひとりに出会うまで、どうせ全部「失敗」
さて、ここからが今日いちばん伝えたいことです。
会員さんとの話の中で、こんな話になったんです。
結婚相談所で婚活をしているということは、最後にご成婚退会するお相手。
その「たったひとり」に出会うまで活動を続けるということですよね。
ということは、その最後のひとりに出会うまでに出会う人たちとは、結局どうなるかというと……?
そう!
「成功」ではない。
「成功か失敗か」の二択で言うなら、全部「失敗」に入っちゃうわけです。
どうせ失敗なんですよ、最後のひとりにたどり着くまでは😅
だったらね。
言いたいこと言わないで、相手に合わせて、ちょっと無理して、モヤモヤしたまま、不十分な楽しさで、中途半端なウキウキで、そういうデートを重ねて「失敗」するよりも、、、
言いたいこと言って、自分を出して、それで「失敗」したほうがよくないですか?
もちろん、「言い方」は別ですよ。
優しく、楽しく、丁寧に。言い方はいくらでも工夫できる。
でも、言う中身は
自分が本当に思っていることを、ちゃんと出していい。
「私はこういうのが好きなんです」
「ここに行ってみたいなって思ってたんです」
「実は私、こういうの苦手で(笑)」
こういう「自分」を出して、それで合わなかったなら
それは「いい失敗」なんじゃないでしょうか。
だって、合わない人だと早くわかったということだから。
逆に、そこで相手が「へえ、面白いね」って笑ってくれたなら?
それが本当の出会いの始まり、なんじゃないでしょうか。
不安は、性格じゃなくて反応パターン
こんなこと、心当たりはありませんか。
デートで「何食べたい?」と聞かれて、本当はパスタが食べたいのに「なんでもいいよ」と答えてしまう。
相手の趣味に興味がないのに、「すごいですね!」とオーバーに反応してしまう。
帰り道、「今日も自分を出せなかったな」と、ひとりで落ち込む。
どれか一つでも「あるかも」と思った方。安心してください。
それは、あなたの性格ではありません。
右利きの人が何も考えずに右手でペンを持つように、「相手に合わせておけば安全」という反応が、長い時間をかけて体に染みついているだけなんです。
そしてね、反応パターンは変えられるんですよ。
いきなり「自分を全部出そう!」なんてしなくていい。
まずは、小さなところから。
「何食べたい?」って聞かれたら、「パスタかな」って言ってみる。
それだけでいいんです。
その一言が、古い反応パターンをゆるめる、最初の一歩になるから。
「自分を出せる人」は、愛される
最後に、ちょっとだけ先の話をさせてください。
ブレネー・ブラウンという研究者が、何千人もの人にインタビューして見つけたことがあります。
「深い人間関係を持っている人たち」に共通していたのは、完璧であることでも、相手に合わせることでもなくて、、、自分の不完全さを見せる勇気を持っていることだったんです。
(興味のある方は、彼女の著書『本当の勇気は「弱さ」を認めること』(サンマーク出版)をぜひ読んでみてください。婚活に限らず、人間関係がすっと楽になるヒントがたくさん詰まっています。)
婚活でもね、同じなんですよ。
完璧な受け答えをする人より、「あ、ちょっと緊張してます(笑)」って正直に言える人のほうが、相手の心に残る。
会員さんと話していて、私は思ったんです。
この方が面談で見せてくれる姿。
いろんなことを考えていて、自分の意見を持っていて、話していると楽しい、この姿。
あれを、お見合いの場でもじゃんじゃん出してほしいなぁ、と。
そして会員さんも言ってくれました。
「確かにそうですね。最後のひとりに出会うまで、結局は失敗なんだから。臆さず、私を出していきたいと思います」って。
……ね、かっこいいでしょう。
今週の一歩
次のお見合いかデートで、「なんでもいいよ」を一回だけやめてみてください。
飲み物でも、行き先でも、なんでもいいんです。
「私は○○がいいな」って、たった一言。
言い方は柔らかくていい。でも中身は、自分の本音で。

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