【男女向け】言葉にしなくていい。触れるだけで、消えていく。
- Michi Nakashima

- 2 日前
- 読了時間: 5分
こんにちは!松山市駅から徒歩3分。
あすなる愛媛の結婚相談所、プロの心理カウンセラーで仲人の中嶋美知です😊
毎週水曜9時に女性向け、木曜9時に男性向け、日曜9時に男女皆様へのメッセージをお届けしています。
「心のブレーキを外すカウンセリングって、辛かったことを話さないといけないんですよね」
婚活で足を引っ張る感情・行動パターンを外すカウンセリングをするとき、そう聞かれることが、時々あります。
声のトーンが少し低くなって、身構えていらっしゃるのがわかります。
今日は、そう感じているすべての方に、まず一つだけお伝えしたいことがあります。
言葉にしなくていい。触れるだけで、消えていく。
これは比喩ではなく、TFT(思考場療法)という手法がそのまま体現していることです。
嫌な記憶を、誰かに説明する必要はありません。
頭の中でその出来事を少し思い浮かべながら、指先で顔や鎖骨や手先の経絡ポイントを数か所トントンと触れる。
それだけで、その感情の重さがすっと軽くなっていきます。
痛みは、記憶の中にあるんじゃなくて、体の中に残っている。
だから、体に触れるだけで消えていく。
何百回言葉で説明するより、この一文の方が正確です。

最近、ある方からこんなご相談をいただきました。
「子供の頃にいじめられた経験があって、人を信じることがずっと苦手なまま、それでも結婚はしたいと思っている」
と。
人間不信を抱えたまま結婚に向かって進むのは、アクセルとブレーキを同時に踏み続けているようなものです。
前に進みたいのに、体が勝手にブレーキを踏んでしまう。
それは意志の弱さでも、性格の問題でもありません。
過去に体が覚えてしまった防御反応が、今も律儀に働き続けているだけです。
TFTは、そのブレーキの部分にだけ、そっと触れにいく方法です。
何があったか話す必要はなく、ただ体の反応を静めることができます。

そしてもう一つ、お伝えしたいことがあります。
TFTで軽くなるのは、感情の重さだけではありません。
次に変わるのは、行動のクセです。
断れない人は、意志が弱いわけではありません。
「断ったら嫌われる」
「今よりもっと悪い関係になってしまう」
という思い込みが、頭で考えるより先に体を動かしているだけです。
我慢し続けてしまう人も同じで、
「ここで我慢をやめたら、職場も家庭もめちゃくちゃになる」
という予測が、まだ何も起きていないうちから先に働いてしまっています。
そして「自分なんてどうせ」と思ってきた人が、いざ自分を大切に思おうとすると、今度は
「そんなふうに自分を良く思ったら、裸の王様みたいに馬鹿にされるんじゃないか」
という不安が顔を出します。
これらはすべて、実際に何かが起きた結果ではなく、これから起きるかもしれないことへの予測です。
そしてその予測は、たいてい過去のどこかで一度傷ついた経験から生まれています。
TFTで手放すのは、「断る」という行動そのものではなく、断ることにくっついてしまっている、その感情のパターンです。
感情のパターンが軽くなると、はじめて「断ってもいいし、受けてもいいし、少し考えさせてくださいと伝えてもいい」という選択肢が生まれます。
今まで、「頼まれた時に断ると嫌われる」、という一本道しかなかった反応が、状況に応じて選べる、人間らしい柔らかさに変わっていくのです。
自由に選べるようになると、なぜ婚活がうまくいくのか。
それは、力の入った自分ではなく、力の抜けた自分で人と会えるようになるからです。
条件に合わせて演じる自分ではなく、本来持っている思いやりや優しさ、その人らしいユニークさが、自然と表に出てくるようになります。
自分が無理なく自分でいられると、お相手も無理なく素直でいられます。
そうしてお互いの飾らない部分が触れ合う関係は、頭で計算した条件や、「男性だから」「女性だから」という鎧を脱いだところで築かれていく分、長く続く関係になっていきます。
何より、心から屈託なく笑えるようになりますし、我慢していないときの穏やかな本音は、相手を傷つけることなく伝わり、相手を無意識のうちに安心させます。

婚活をしていると、お断りをいただいたり、思っていたように関係が進まなかったりすることもあります。
そんなとき、
「自分は愛されない」
「やっぱり魅力がないんだ」
と、自分の価値そのものを否定したくなることがあります。
けれど、お断りは「あなたという人間に価値がない」という判定ではありません。
お互いの希望や相性、タイミングが合わなかった、というだけの情報です。
頭ではそう分かっていても、ショックが大きいときは気持ちが追いつかないものです。
そんなときこそTFTで感情を整えていくと
「今回は相性が違っただけ」
「一度のお断りで、自分の価値は変わらない」
「次にお会いする方には、自分の希望も少し伝えてみよう」
と、新しい言葉や行動を選べるようになります。
心理カウンセリングのサポートがある結婚相談所には、お相手を探すお手伝いをするだけでなく、婚活中に抱いた不安や自己否定を、次の出会いに持ち越しにくくするという役割もあります。
無理をして「良く見える自分」を演じるのではなく、心を整えながら、自然な自分のままでお相手と関わっていく。
そのためのサポートです。
無理に話さなくて大丈夫です。
まずは、その重さに指先で触れてみることから始めてみませんか。

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