【女性向け】「また会いたいほど好きかどうか」で、決めなくていい。——仲人が共感しすぎた日のこと。
- Michi Nakashima

- 21時間
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こんにちは!松山市駅から徒歩3分。
あすなる愛媛の結婚相談所、プロの心理カウンセラーで仲人の中嶋美知です😊
毎週水曜9時に女性向け、木曜9時に男性向け、日曜9時に男女皆様へのメッセージをお届けしています。
今日は、仲人として反省したことをシェアしちゃいますね。
「共感しすぎた」という失敗です💦
ある日の仮交際終了——私は「そうですか」と言ってしまった
遠距離で仮交際中の会員さんがいました。
オンラインでお見合いをして、たまたま相手の方の近くに行く用事があったタイミングで、一度リアルでお茶ができました。
穏やかで優しい方で、「楽しかった」とおっしゃっていました。
でも彼女は、その時期は、本当に忙しいお仕事に就かれている方でした。
休日もお仕事が入ることが多く、1ヶ月先まで予定が埋まっている状態。
「次に会うとしたらまた遠距離で会いに行く、それをまた同じように繰り返すのかと思うと、ちょっとしんどいな」——そうおっしゃって、交際終了のご相談をしてこられたんです。
聴いていた私の中に、スーッとわかる気持ちが広がりました。
20年間、心理カウンセラーとして働いてきた私には、「相手の感情に寄り添う」ことが呼吸のように身についています。
確かに彼女は疲れている。せっかくの休みに、また婚活で出かけていく。そのしんどさは、想像に難くない。無理させて婚活を嫌なものにしてもらいたくない。。。
「そうですね、わかりました」。
私は、相手の仲人さんに終了の連絡を入れました。
「ゆっくりでいいですよ」という一言が、変えてくれた
しばらくして、相手の仲人さんから連絡が来ました。
「とても残念です。男性の方は、彼女のお仕事が大変なのもよくわかっているし、ゆっくりのんびりと交際を続けたいとおっしゃっていますよ」と。
その言葉を彼女にお伝えすると——
「……じゃあ、もう少しだけ続けてみようかな」
その言葉を聴いたとき、私は胸をつかれた気がしました。
私は、背中を押すべきだった。
心理カウンセラーとして20年かけて磨いた「共感力」が、仲人としては裏目に出てた。
彼女の気持ちをそのまま受け取って、「わかりました」と言うことが、この場面では彼女のためにならなかった。。。
「また会いたいほど好きかどうか」——女性がピンとこないのは、普通のことです
こんなこと、心当たりはありませんか。
「2~3回会ったけど、この人のことが“好き”かどうかよくわからない」
「断るほど嫌じゃないけど、続けるほど好きかどうかも自信がない」
「もしかして自分に問題があるのかな、好きになれない自分がおかしいのかな、って思う」
——どれか一つでも「あるかも」と思った方は、このあとの話が、きっと役に立ちます。
女性が最初から「好き!会いたい!」とならないのは、性格の問題でも、相手に問題があるわけでもありません。
進化生物学者のロバート・トリヴァースが提唱した「親投資理論」によると、女性は子育てに費やすエネルギーやリスクが男性より大きいため、パートナー選びに慎重になるよう長い時間をかけて設計されてきました。
「一目惚れ」の確率が男性より低いのは、弱さではなく、本能が丁寧に働いているサインです。
だから「2~3回会ってもまだよくわからない」は、むしろ自然なこと。
それをもって「縁がなかった」と判断するのは、まだ早いんです。
「傷つきたくない」という利き手
不安は性格ではなく、反応パターンです。
右手を使うのが当たり前になっているように、「好きかどうかわからないとき、どう反応するか」も、長年の経験で身についた“利き手”のようなもの。
「また会いたいほど好きかどうかわからない」の奥には、たいていこんな気持ちが隐れています。
傷つきたくない。期待しすぎてがっかりしたくない。
そして、もう一つ。
相手にも期待させすぎて、がっかりさせたくない。傷つけたくない。
これは優しさから来る引き気味の反応で、悪いことでも弱いことでもありません。
でも、この反応パターンが自動的に動くとき、本当はまだ試していない縁を「縁がなかった」と早々に閉じてしまうことがあります。
愛着理論の観点からは、これを「恐れ回避型」と呼びます。
近づきたい気持ちはある。でも、傷つくかもしれないから一歩引く。
その引き算が、幸せな未来への可能性を消してしまうことがあるんです。
仲人は「共感」より「縁を繋ぐこと」が仕事
心理カウンセラーは、クライエントの決断を尊重するのが基本です。
「そうですか、わかりました」が正解の場面が多い。
でも、仲人は違います。
会員さんが迷っているとき、「気持ちはわかります、その一方で——」と可能性を繋げるのが仲人の仕事だったのに。
日本の人口は約1億人。
その中で、独身で、自分にとってちょうどよい年齢で、生活観が近くて、「この人、安心できるな」と思える人が何人いるでしょう。
さらに、その人と同じタイミングで結婚相談所に入っていて、出会える確率は?
「また会いたいほど好き」かどうかわからないというだけで、2~3回で縁を閉じてしまうのは、あまりにももったいない。
婚活を思い立ったそのとき、あなたは今この瞬間の中で一番若くて、一番多くの可能性を持っています。
だから私はこれからも、ちょっとおせっかいな仲人でいようと思っています。
もちろん、嫌がるのに無理やり続けさせることはしません。
でも、「傷つきたくないから引いている」という反応パターンに気づいたとき、「もう少しだけ、一緒に進んでみませんか」と言える仲人でありたい。
そう、今日改めて決めました!
「もう少し続けてみよう」と言えた先に
彼女が「じゃあ、もう少しだけ」と言った瞬間から、未来は変わりました。
その未来は、今のお相手なのかどうかは分からないけど、これまでの選択ー結果パターンとは違う未来になりました。
次のデートの約束をするとき、少しだけ楽しみな気持ちが混じっているかもしれません。
相手からのメッセージを読んで、「この人、ちゃんと私のこと考えてくれているんだな」とじんわり感じる瞬間が来るかもしれません。
3回が5回になり、5回が10回になるうちに、「なんかこの人といると落ち着くな」と気づく日があるかもしれません。
恋愛の始まりは、映画みたいにドラマチックじゃなくていいじゃないですか。
映画は映画、ドラマはドラマ、日常に無いから観ていて楽しいんです😄
「もう1回会うくらい、別にいいか」くらいのテンションで踏み出した一歩を穏み重ねた先に、ある日ふと「ああ、この人のそばにいたい」と気づく——そういうご縁の育ち方が、一番長続きする結婚の土台になることを、私はたくさんの成婚退会者から教えてもらいました。
最後に
「好きかどうかわからない」は、「好きじゃない」とは違います。
まだ知らないだけかもしれない。まだ見せてもらっていないだけかもしれない。そして、まだ自分を見せていないだけかもしれない。
「もう1回会うくらい、別にいいか」——その軽さが、人生の扈を開くことがある。
私はこれからも、そう信じておせっかいを続けます。
✨今週の一歩✨
今、仮交際中で「好きかどうかよくわからない」と感じている方は、一度だけこう問いかけてみてください。
「この人のことが嫌いかどうか」。嫌いではないなら、もう少しだけ一緒にいてみる価値があります。
「好き」は、続けた先で育つものだから。

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