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【女性向け】「また会いたいほど好きかどうか」で、決めなくていい。——仲人が共感しすぎた日のこと。

  • 執筆者の写真: Michi Nakashima
    Michi Nakashima
  • 21時間
  • 読了時間: 6分

こんにちは!松山市駅から徒歩3分。

あすなる愛媛の結婚相談所、プロの心理カウンセラーで仲人の中嶋美知です😊


毎週水曜9時に女性向け、木曜9時に男性向け、日曜9時に男女皆様へのメッセージをお届けしています。

今日は、仲人として反省したことをシェアしちゃいますね。

「共感しすぎた」という失敗です💦


ある日の仮交際終了——私は「そうですか」と言ってしまった


遠距離で仮交際中の会員さんがいました。

オンラインでお見合いをして、たまたま相手の方の近くに行く用事があったタイミングで、一度リアルでお茶ができました。

穏やかで優しい方で、「楽しかった」とおっしゃっていました。


でも彼女は、その時期は、本当に忙しいお仕事に就かれている方でした。

休日もお仕事が入ることが多く、1ヶ月先まで予定が埋まっている状態。

「次に会うとしたらまた遠距離で会いに行く、それをまた同じように繰り返すのかと思うと、ちょっとしんどいな」——そうおっしゃって、交際終了のご相談をしてこられたんです。


聴いていた私の中に、スーッとわかる気持ちが広がりました。

20年間、心理カウンセラーとして働いてきた私には、「相手の感情に寄り添う」ことが呼吸のように身についています。

確かに彼女は疲れている。せっかくの休みに、また婚活で出かけていく。そのしんどさは、想像に難くない。無理させて婚活を嫌なものにしてもらいたくない。。。

「そうですね、わかりました」。

私は、相手の仲人さんに終了の連絡を入れました。



「ゆっくりでいいですよ」という一言が、変えてくれた


しばらくして、相手の仲人さんから連絡が来ました。

「とても残念です。男性の方は、彼女のお仕事が大変なのもよくわかっているし、ゆっくりのんびりと交際を続けたいとおっしゃっていますよ」と。


その言葉を彼女にお伝えすると——

「……じゃあ、もう少しだけ続けてみようかな」


その言葉を聴いたとき、私は胸をつかれた気がしました。

私は、背中を押すべきだった。


心理カウンセラーとして20年かけて磨いた「共感力」が、仲人としては裏目に出てた。

彼女の気持ちをそのまま受け取って、「わかりました」と言うことが、この場面では彼女のためにならなかった。。。



「また会いたいほど好きかどうか」——女性がピンとこないのは、普通のことです


こんなこと、心当たりはありませんか。

「2~3回会ったけど、この人のことが“好き”かどうかよくわからない」

「断るほど嫌じゃないけど、続けるほど好きかどうかも自信がない」

「もしかして自分に問題があるのかな、好きになれない自分がおかしいのかな、って思う」

——どれか一つでも「あるかも」と思った方は、このあとの話が、きっと役に立ちます。


女性が最初から「好き!会いたい!」とならないのは、性格の問題でも、相手に問題があるわけでもありません。


進化生物学者のロバート・トリヴァースが提唱した「親投資理論」によると、女性は子育てに費やすエネルギーやリスクが男性より大きいため、パートナー選びに慎重になるよう長い時間をかけて設計されてきました。

「一目惚れ」の確率が男性より低いのは、弱さではなく、本能が丁寧に働いているサインです。


だから「2~3回会ってもまだよくわからない」は、むしろ自然なこと。

それをもって「縁がなかった」と判断するのは、まだ早いんです。



「傷つきたくない」という利き手


不安は性格ではなく、反応パターンです。

右手を使うのが当たり前になっているように、「好きかどうかわからないとき、どう反応するか」も、長年の経験で身についた“利き手”のようなもの。


「また会いたいほど好きかどうかわからない」の奥には、たいていこんな気持ちが隐れています。


傷つきたくない。期待しすぎてがっかりしたくない。

そして、もう一つ。

相手にも期待させすぎて、がっかりさせたくない。傷つけたくない。


これは優しさから来る引き気味の反応で、悪いことでも弱いことでもありません。

でも、この反応パターンが自動的に動くとき、本当はまだ試していない縁を「縁がなかった」と早々に閉じてしまうことがあります。


愛着理論の観点からは、これを「恐れ回避型」と呼びます。

近づきたい気持ちはある。でも、傷つくかもしれないから一歩引く。

その引き算が、幸せな未来への可能性を消してしまうことがあるんです。



仲人は「共感」より「縁を繋ぐこと」が仕事


心理カウンセラーは、クライエントの決断を尊重するのが基本です。

「そうですか、わかりました」が正解の場面が多い。


でも、仲人は違います。

会員さんが迷っているとき、「気持ちはわかります、その一方で——」と可能性を繋げるのが仲人の仕事だったのに。


日本の人口は約1億人。

その中で、独身で、自分にとってちょうどよい年齢で、生活観が近くて、「この人、安心できるな」と思える人が何人いるでしょう。

さらに、その人と同じタイミングで結婚相談所に入っていて、出会える確率は?


「また会いたいほど好き」かどうかわからないというだけで、2~3回で縁を閉じてしまうのは、あまりにももったいない。

婚活を思い立ったそのとき、あなたは今この瞬間の中で一番若くて、一番多くの可能性を持っています。


だから私はこれからも、ちょっとおせっかいな仲人でいようと思っています。

もちろん、嫌がるのに無理やり続けさせることはしません。


でも、「傷つきたくないから引いている」という反応パターンに気づいたとき、「もう少しだけ、一緒に進んでみませんか」と言える仲人でありたい。

そう、今日改めて決めました!



「もう少し続けてみよう」と言えた先に


彼女が「じゃあ、もう少しだけ」と言った瞬間から、未来は変わりました。

その未来は、今のお相手なのかどうかは分からないけど、これまでの選択ー結果パターンとは違う未来になりました。


次のデートの約束をするとき、少しだけ楽しみな気持ちが混じっているかもしれません。

相手からのメッセージを読んで、「この人、ちゃんと私のこと考えてくれているんだな」とじんわり感じる瞬間が来るかもしれません。

3回が5回になり、5回が10回になるうちに、「なんかこの人といると落ち着くな」と気づく日があるかもしれません。


恋愛の始まりは、映画みたいにドラマチックじゃなくていいじゃないですか。

映画は映画、ドラマはドラマ、日常に無いから観ていて楽しいんです😄


「もう1回会うくらい、別にいいか」くらいのテンションで踏み出した一歩を穏み重ねた先に、ある日ふと「ああ、この人のそばにいたい」と気づく——そういうご縁の育ち方が、一番長続きする結婚の土台になることを、私はたくさんの成婚退会者から教えてもらいました。



最後に


「好きかどうかわからない」は、「好きじゃない」とは違います。

まだ知らないだけかもしれない。まだ見せてもらっていないだけかもしれない。そして、まだ自分を見せていないだけかもしれない。

「もう1回会うくらい、別にいいか」——その軽さが、人生の扈を開くことがある。

私はこれからも、そう信じておせっかいを続けます。


✨今週の一歩✨

今、仮交際中で「好きかどうかよくわからない」と感じている方は、一度だけこう問いかけてみてください。

「この人のことが嫌いかどうか」。嫌いではないなら、もう少しだけ一緒にいてみる価値があります。

「好き」は、続けた先で育つものだから。



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