【男性向け】お見合い、会話は途切れなかったのに、なぜかお断り。―そのモヤモヤ、最初の質問に答えがあるかもしれません

こんにちは!松山市駅から徒歩3分。あすなる愛媛の結婚相談所、プロの心理カウンセラーで仲人の中嶋美知です😊
毎週水曜9時に女性向け、木曜9時に男性向け、日曜9時に男女皆様へのメッセージをお届けしています。
お見合いが終わって、帰りの車の中。
「ちゃんと話せたし、質問もたくさんしたし、悪くなかったはず」と思っていたのに、届いたのはお断りの連絡。
なんだかスッキリしない。
どこが悪かったのか、自分ではよくわからない。
そんな、胸のあたりに小さな石が残るような感覚を味わったことはありませんか。
最近、会員さんとのやりとりの中で、私が「これは男性の皆さんにぜひ伝えたい!」と強く感じたことがあるんです。
今日はそのお話をさせてくださいね。
お見合いで、こんな質問をしていませんか
こんなこと、心当たりはありませんか。
離婚歴のある女性に「どうして離婚されたんですか?」と聞いたことがある。
「相談所にはいつから入っているんですか?」「これまでどんな方とお会いしましたか?」と、活動歴を確かめたくなる。
話しているうちに、気づけば自分の離婚の経緯を説明していた。
どれか一つでも「あるかも」と思った方は、このあとの話がきっと役に立ちます。
悪気がないのは、よーくわかるんです。
相手のことをちゃんと知りたい、真剣だからこそ確かめておきたい。
その誠実さ自体は、とても素敵なことなんですよね。
でもね、ちょっと立ち止まって考えてみてほしいんです。
活動歴が短かったら、どうなんでしょう。
長かったら、どうなんでしょう。
その答えを聞いて、あなたは何を判断しようとしていたのでしょうか。
40分〜1時間で、本当に見たいものは何でしょう
お見合いの時間は、対面なら1時間、オンラインなら40分ほどです。
その時点で相手について知っているのは、プロフィールに書かれた文字だけ。
でも人は誰でも、生まれ育った環境、学んできたこと、働いてきた場所、たくさんの出会いや経験が重なりあって「今のその人」になっているわけです。
その膨大なものの中から、たった40分でフォーカスを当てるのが「離婚の理由」や「活動歴」なのかというと……私は違うと思っています😊
お見合いで本当に見てほしいのは、その方の雰囲気やエネルギーです。
日々どんなことに楽しみや喜びを見つけていて、何を大切にして生きている方なのか。
その方の素敵なところを、会話のキャッチボールで引き出してあげること。
そしてもう一つ、ぜひ持っていてほしい目標があります。
お見合いが終わったとき、相手の女性にどんな気持ちで帰ってほしいですか?
「楽しい時間だったな」「この人といると、こんな自分でいられるんだな」と、あとで思い返してもらえるような時間を、どうやってリードしてあげたいでしょうか。
この目標があるだけで、出てくる質問は自然と変わってくるんですよね。
「査定する質問」が、無意識に伝えてしまうもの
心理学では、人は出会って数秒〜数分の、ごく短いやりとりから相手の印象をかなり正確につかんでしまうことが知られています(「シン・スライシング」と呼ばれる研究です)。
さらに神経科学の分野では、私たちの神経系は言葉の内容より先に、相手の声のトーンや表情から「この人のそばは安全かどうか」を無意識に感じ取っている、という考え方があります。
だからね、離婚の理由や活動歴を確かめる質問は、どれだけ丁寧な言葉で聞いたとしても、相手の潜在意識にはこう届いてしまうことがあるんです。
「この人は、自分の基準で私を合格か不合格かふるいにかけようとしている」
「結婚したら、ずっとこうやって良いか悪いかを査定され続けるのかもしれない」
「もし基準に合わないことが出てきたら、この人の態度はどう変わるんだろう」
ここで生まれるのは、安心や信頼とはほど遠い、小さな不安や緊張です。
女性本人もはっきり言葉にはできないまま、「なんとなく、次はないかな」という感覚だけが残ってしまう。
会話は途切れなかったのにお断りが来る理由の一つは、実はここにあることが多いんです。
ちなみに、こうした「確かめずにいられない」気持ちは、性格の問題ではありません。
右利きの人が何も考えずに右手でお箸を持つように、不安を感じたときに慣れた反応がつい出てしまう。
不安は性格ではなく、反応パターンなんです。
パターンなので、ちゃんと書き換えていけます。
ご自身の離婚のお話は、「学び」として伝えるときにこそ輝きます
もう一つ、離婚経験のある男性にお伝えしたいことがあります。
初対面のお見合いの席で、ご自身の離婚の経緯を話したくなること、ありませんか。
その気持ちの奥にあるのは、もしかしたら「自分は悪くなかった」とわかってほしい思いかもしれません。
夫婦の関係は、二人でつくっていくものです。
家族システム論という考え方でも、関係はどちらか一人の問題ではなく、二人のやりとりの積み重ねで形づくられると捉えます。
毎日の会話、態度や表情、声のトーンやリズム、やったこと、やらなかったこと。
そのすべてが凝縮された結果として、関係がひとつの形になっていくんですよね。
だからこそ、もし前回の結婚から「今度はこんなふうに関係を築いていきたい」という学びを得ているなら、それはとても大きな財産です。
その財産をシェアするベストなタイミングは、お見合いの席ではなく、仮交際で仲良くなってから。
真剣交際に進む前に、「実はね」と前置きして、前の結婚から何を学んだのか、今度は自分のあり方や接し方をどう変えていきたいのか、二人でどんな関係をつくっていきたいのかを話してみてください。
その頃にはお互いの信頼も育っているので、あなたの言葉は「言い訳」ではなく、「この人は自分と向き合える人なんだ」という安心として相手に届きます。
過去の経験は、伝え方とタイミング次第で、あなたの一番の魅力になるんです。
次のお見合いから、ここを変えてみてください
まずは行動のレベルで、一つだけ。
お見合いの前に、「今日、この方にどんな気持ちで帰ってほしいか」を一言だけ決めてから向かってみてください。
「楽しかった」でも「ほっとした」でも構いません。
そして質問は、「確かめる質問」から「引き出す質問」へ。
「最近の楽しかったことって、どんな時でした?」
「休みの日に、これをしていると時間を忘れるってことあります?」
「大事にしている習慣ってありますか?」
こんなふうに、相手の喜びや大切にしているものに光を当てる質問に変えるだけで、会話の空気はがらりと変わります。
そのうえで、もし「つい確かめたくなる」気持ちが強く出てくるなら、それはあなたの中にある不安の反応パターンからのサインかもしれません。
あすなる愛媛では、公認心理師・NLPカウンセラーとして、そうした無意識の反応パターンを一緒に見つけて、ゆるめていくお手伝いもしています。
査定ではなく、引き出す人に。その先にある結婚生活
想像してみてください。
お見合いのあと、相手の女性が「なんだか、すごく話しやすい人だったな」と思い返しながら帰っていく。
仮交際では、彼女のほうから「今度ここに行ってみたいんです」と、うれしそうに話してくれるようになる。
そして結婚してからも、晩ごはんを食べながら「今日こんなことがあってね」と、奥さんが笑顔で一日の話を聞かせてくれる。
相手の素敵なところを引き出せる人のそばでは、人は安心して自分らしくいられます。
そして、そんな安心をくれる男性こそが、女性から「この人と一緒にいたい」と選ばれていくんですよね。
お見合いのあの40分は、実はもう、二人の結婚生活の始まりなんです。
次のお見合いが、あなたにとっても相手にとっても、心がふっとあたたかくなる時間になりますように。
Xでも、お見合いや婚活のちょっとしたヒントをつぶやいています。
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