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【男性向け】自分を責めない人から、うまくいく。ゴルフのメンタルコントロールに学ぶ婚活の話

執筆者の写真: Michi Nakashima
Michi Nakashima
8月20日
読了時間: 6分

こんにちは!松山市駅から徒歩3分。あすなる愛媛の結婚相談所、プロの心理カウンセラーで仲人の中嶋美知です😊


毎週水曜9時に女性向け、木曜9時に男性向け、日曜9時に男女皆様へのメッセージをお届けしています。


先日、ゴルフをされている方から、面白い話を聞きました。


ゴルフの練習中はさておき、試合本番になると、メンタルがものすごく結果に影響するんだそうです。だからこそ、コーチから徹底して指導されることがあるらしいんですね。


それは、「試合中はどんなにうまくいかないことがあっても、自分以外のもののせいにする」ということでした。


天候のせい。周りの音のせい。時間のせい。太陽のせい。コースの設計のせい。


一見、ちょっと無責任にも聞こえる教えですよね。でも、これ、すごく理にかなっているんです。


ゴルフって、基本的には一人のゲームなんですよね。誰かとチームを組むわけでもない。目の前に向かって戦う相手がいるわけでもない。ただ、自分がどれだけスコアを伸ばせるか、それだけなんです。


だからこそ、うまくいかなかったときに全部「自分のせい」にしてしまうと、もう本当に苦しくなる。逃げ場がなくなってしまうんですよね。


これ、婚活にもすごく似ていると思うんです。


婚活も、お相手がいるとはいえ、実はコントロールできない要因だらけなんですよね。


お相手の希望条件。お相手が今、お見合いを受けられる状態にあるかどうか。スケジュールがいっぱいで余裕がない時期かもしれない。ちょうど気になる人ができたタイミングだったかもしれない。お相手の思い描く結婚生活のハードルがとても高かったり、すでに固まっていたり。ご家族の希望条件が、想像以上に重かったりもします。


「これをしたら絶対にこの人とうまくいく」という正解、実はないんですよね。いろんなタイミングが重なって、初めて成り立つものだから。


お相手の好みも、ご家族の希望も、出会うタイミングも、こちらが完全に合わせにいくことって、そもそも難しいものなんです。


十人十色、蓼食う虫も好き好き、とはよく言ったもので。「え、そんな理由で終わってしまうの?」と、私自身びっくりすることも、正直あります。


悪いところなんて全然ないし、気になるところも気に触るところもない。なのに「なんだか友達みたいな、くつろぎすぎる感じがして」という理由で終わってしまったり。思いがけないちょっとした出来事がきっかけで、急に終わってしまったり。


理屈や理論だけでは説明できない部分があるんですよね。


うまくいかない日があっても、それは天候のせい




気づいたら、自分を責めていませんか


うまくいかなかったとき、「私のせいだ」「自分に魅力がなかったんだ」と抱え込んでしまう。そんな心当たり、ありませんか。


お見合いが成立しなかったとき、真っ先に自分の欠点を探してしまう。


デートの感触は良かったはずなのに、その後連絡が途切れると「私の話し方が悪かったのかな」と何度も振り返ってしまう。


条件的には合っているはずなのにご縁が続かないと、「自分はやっぱりダメなのかもしれない」と落ち込んでしまう。


——どれか一つでも「あるかも」と思った方は、このあとの話が、きっと役に立ちます。


自分を責める前に、少し立ち止まってみる




それ、性格じゃなくて反応パターンです


実はこの「うまくいかないことがあると、つい自分のせいにしてしまう」というのも、性格の問題ではなくて、反応パターンなんです。


利き手ってありますよね。右利きの人が、無意識に右手を使うのと同じ。特別意識しなくても、そちらの手が自然に出てしまう。それくらい、深く染みついた「クセ」なんです。


不安も、自分を責める思考も、性格ではなく反応パターン。だから、変えていくこともできます。


心理学には「帰属理論」という考え方があります。うまくいかなかった理由を、自分の内側(能力や人格)に求めるか、外側(状況やタイミング)に求めるかで、その後のモチベーションや自己肯定感が大きく変わる、というものです。スポーツ心理学の世界では、外側の要因に目を向けられる選手ほど、次のプレーへの立て直しが早いことが知られています。ゴルフのコーチが「天候のせいにしていい」と教えるのは、根性論ではなく、ちゃんと理にかなった技術なんですね。


それに、自分を責め続けている状態って、体にも負担がかかります。「私が悪い」と感じ続けると、コルチゾールというストレスホルモンが出て、体も心も緊張したままになってしまう。そうなると、次のお見合いの場でも表情がこわばったり、素の自分が出しにくくなったりする。悪循環になってしまうんですよね。


さらに言うと、今の社会は「結果は自己責任」という空気がとても強いんです。社会学の世界では、これを「個人化」と呼んだりします。昔は家やご近所が結婚を取り持ってくれていたけれど、今は恋愛も結婚も、うまくいかなかったときに「自分の努力不足」として引き受けなければならない場面が増えている、という指摘です。だからこそ、意識して「これは私だけの責任じゃない」と思い出す必要があるんですよね。




今日からできる、小さな実践


お見合いが成立しなかったとき、デートの後に連絡が続かなかったとき。頭の中で自分を責める前に、声に出してでも、紙に書いてでもいいので、外側の要因を一つ挙げてみてください。


「お相手の今のタイミングじゃなかったのかも」

「ご家族の希望条件と合わなかったのかも」

「単純に、何か結婚へのこだわりがあっただけかも」


ゴルフ選手が「今日は風が強かったな」とつぶやくのと同じです。これは言い訳ではなく、次のプレーに向けて自分を立て直すための、れっきとした技術なんですよね。


そしてもう一段、根っこの部分。「うまくいかない=自分のせい」という反応パターンそのものに気づくこと。これがいちばん大事です。


自分では、なかなか気づけないものなんですよね。かつての私自身も、そうでした。だからこそ、外から見てもらう機会が、きっと役に立ちます。




力まず、続けていく先に


婚活は、正解が決まっているテストとは違います。「この振る舞いをすれば合格」という、ほにゃらら検定ではないんです。


だから、いちばんの近道は、リラックスして、淡々とお見合いの申し込みと、お受けするというところを続けていくこと。自分ではどうしようもない、ご縁のタイミングやお導きがあるまで、緊張しすぎないこと。


そのために大切なのは、自分らしくいること。自分らしい楽しみを見つけて、婚活そのものを楽しむこと。


たとえば、お見合いの帰り道にお気に入りのカフェに寄る。仮交際中のお相手と、他愛のない話で笑い合う。うまくいかなかった日は、好きな音楽を聴きながら「今日は天候のせい」と、ちょっと自分に笑ってあげる。そんな小さな積み重ねが、婚活を続けていく力になります。


力まず、続けていく先に、たった一人の、これから何年も一緒に暮らしていく方との出会いがあります。


そこまでの道のりを、どうか一人で抱え込まないでくださいね。


力を抜いて重ねた先に、笑い合える相手がいます

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