【男性向け】既読を確かめるたび、気分が沈んでいく。―返事が遅い彼女を、責めたくなる前に知ってほしいこと

こんにちは!松山市駅から徒歩3分。
あすなる愛媛の結婚相談所、プロの心理カウンセラーで仲人の中嶋美知です😊
毎週水曜9時に女性向け、木曜9時に男性向け、日曜9時に男女皆様へのメッセージをお届けしています。
仮交際が始まって、デートの打ち合わせを送ったのに、返事が来ない。何度スマホを見ても、画面は静かなまま。気づけば胸のあたりがざわざわして、仕事にも身が入らない。
そんな夜を過ごしたことは、ありませんか。
男性会員さんから、意外に多くいただく相談です。そして、そんなふうに気になってしまうのは、真剣に向き合っている証拠なんですよね。ご自身を責めなくて大丈夫ですよ。
今日は、「返事が来ない時間」を、少しラクに過ごすための考え方をお話しします。
「返事が遅いんです」の裏で、頭の中に起きていること
こんな相談を割といただきます。
「長い時間、返事がないんです。事故にでもあったんじゃないかと心配で。デートの予定の話なのに、放置されてしまって……。誠実じゃない女性なんでしょうか」
読んでいて、胸がぎゅっとなる言葉ですよね。でも、お話を聞いてみると、たいていは「よくある一日」なんです。
仕事が立て込んでいたり、家のことがあったり、考えごとで頭がいっぱいだったり。悪気なく、しばらくスマホを開かないことは、実は「あるある」なんですね。
それなのに、頭の中では「事故かも」「誠実じゃないのかも」と、どんどん話が大きくなっていく。これは、あなたが心配性だからではありません。
人の心には、ポジティブな出来事よりネガティブな出来事のほうを強く意識して、記憶にも残しやすい傾向があります。心理学では「ネガティビティ・バイアス」と呼ばれていて、危険にいち早く気づいて身を守るための、もともとの仕組みなんです。
たとえるなら、右利きの人が何も考えずに右手でドアを開けるのと同じです。ずっと使ってきた手だから、考える前に動く。悪い想像も、慣れた反応パターンとして、勝手に膨らんでいるだけなんですね。
不安は性格ではなく、反応パターン。パターンなら、変えていけます。
ネガティブな想像は、現実を連れてくる
ここで、ひとつ知っておいていただきたいことがあります。
心理学に「予言の自己成就」という考え方があります。むずかしく聞こえますが、中身はシンプルです。「こうなるに違いない」と思い込んでいると、その前提でものごとを見るようになり、知らないうちに、想像どおりの結果を引き寄せる行動をとってしまう、というものです。
たとえば「この人は誠実じゃないかもしれない」と思いながら送るLINEは、どうなるでしょう。自分では普通に書いたつもりでも、文面の端々に、にじむんですよね。
「返信、遅いですね」
「どれだけ待ったと思ってるんですか」
そんな空気が。
女性は、ようやく用事がひと段落して、「慌ただしく返すより、ゆっくり返せるときに返そう」と思って、ほっとできた時間に返事を書いています。そこに、責められているような雰囲気を感じたら、どうでしょう。ふっと後ずさりしてしまいますよね。
しかも、相手の放つ「気」や雰囲気を感じとる力は、女性のほうが敏感だと言われています。非言語の手がかりを読み取る力は、平均すると女性のほうが高い傾向があるという研究報告もあります。赤ちゃんの泣き声だけで「お腹がすいたのか、眠いのか」がわかったり、子どもの小さな異変にいち早く気づいたりするのも、この感じ取る力のおかげなんです。
つまり、画面の向こうの女性は、文字だけでなく、行間の気持ちまで読んでいます。
実は私自身も、心理学を学んだあとに、この癖で何度もうまくいかない経験をしました(汗)。知識として知っていても、不安になると、ついネガティブな想像をして、それが態度に出て、結果を遠ざけてしまう。近年になって、ようやくその癖から抜け出せるようになったんです。ですから、今うまくできなくても、まったく心配いりませんよ。
こんなこと、心当たりはありませんか。
返事が来ないあいだ、何度もスマホを開いて、既読がついていないか確かめている。
「忙しいなら一言くらいあってもいいのに」と、心のなかでつぶやいている。
やっと返事が来たとき、うれしいはずなのに、最初の一言が少し尖ってしまった。
どれか一つでも「あるかも」と思った方は、このあとの話が、きっと役に立ちます。
返事が遅い理由は、あなたが思うより「日常」かもしれません
ここからは、私の実感を込めたお話です。断定はできませんが、ぜひ頭の片隅に置いてみてください。
女性は比較的、男性より仕事から帰ったあとにやることが多い気がします。家のことはもちろん、習い事や趣味、そしてお化粧やスキンケアなどのセルフケアにかける時間も、男性よりずっと多いんですよね。
プライベートの時間を充実させている女性ほど、実は、いつもスマホを見ているわけではありません。むしろ賢い女性ほど、スマホとは一定の距離を置いて、やりたいことに集中する工夫をしている印象があります。
私が出張カウンセリングで伺う職場にも、スマホの電源を切ってロッカーに入れるルールのところがあります。いつでも、誰でも、メッセージにすぐ気づいて返せるわけではないんですね。
だからこそ、大切なのはここです。
自分がスマホを見るペース、返すペースを基準に、相手を判断しないこと。
あなたが「5分で返せる」人でも、彼女は「夜の決まった時間にまとめて見る」人かもしれません。どちらが正しい、ではなく、ただ違う、というだけなんです。
もし気になるなら、実際にお会いしたときに、話題にしてみてください。責めるのではなく、興味を持って聞く感じで。
「スマホとの付き合い方って、考えないといけないよね」
「仕事中はスマホを触れない職場もあるけど、どうしてる?」
「だいたい何時ごろにLINEが届くとうれしい?」
こんなふうに直接聞いてみると、お互いのスマホとの距離感がわかって、ぐっとラクになります。「この時間帯なら見てくれるんだ」とわかれば、待つ時間のざわざわも、ずいぶん減りますよ。
想像のしかたを、ひとつだけ入れ替えてみる
そして、返事を待っているあいだの想像の中身も、入れ替えてみましょう。
「きっと、充実した時間を過ごしているんだな」
「返事をくれたら、なんて言ってねぎらってあげようかな」
「次のデートでは、どうしたら少しでも安心して、リラックスして打ち解けてもらえるかな」
こんなふうに、相手が笑っている場面や、自分が優しく声をかける場面を、あえて増やしてみてください。ポジティブな想像をしたり、そもそも気にしないでいたりすると、結果もそちらに近づくことが多いんです。何より、待つ時間がぐっと楽になります。
返事が来たときの第一声は、こんなふうに変わります。
「お疲れさま!忙しかったんだね。ちゃんと休めてるかな?」
この一通を受け取った女性は、「この人は、待っていてくれて、しかも責めずに労ってくれるんだ」と感じます。仮交際は、お互いに「この人と一緒にいると安心できるかな」を確かめ合う時間です。その答えを、たった一行で渡せるんですよね。
エネルギーチャージの時間になる結婚生活が、私のお勧めしたい"素直婚"なんです💕 その入口は、返事を待つ時間の、ほんの少しの想像から、もう始まっています。
今週の一歩
今週は、返事を待っているあいだに、スマホを見る代わりに「返事が来たら、なんて声をかけようかな」と、ひとつだけ想像してみてください。スマホを少し遠くに置いて、お茶を一杯いれるのもおすすめです。それだけで大丈夫です。
もし「自分のLINEの待ち方、これで合っているのかな」と迷ったら、ひとりで抱え込まず、仲人に話してくださいね。一緒に考えます。
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