愛されようとすればするほど、愛されない理由――「焦点化」という心の仕組み
- Michi Nakashima

- 3 日前
- 読了時間: 7分
こんにちは!松山市駅から徒歩3分。 あすなる愛媛の結婚相談所、プロの心理カウンセラーで仲人の中嶋美知です😊
頑張っているのに、なぜかうまくいかない——。
婚活をしていると、こんな経験はありませんか?
「こんなに気を使っているのに、なぜか相手が離れていく」
「精一杯尽くしているのに、満たされない」
「もっと愛されたいと思うほど、愛されていない気がしてくる」
これは偶然ではありません。
実は、愛されようとすればするほど愛されないという、心の仕組みから来るジレンマなんです。
そもそも、なぜ「愛されよう」とするのか
少し立ち止まって考えてみてください。
「愛されよう」と強く思う人は、なぜそう思うのでしょうか?
それは、心の奥底に「自分はそのままでは愛されない」という感覚があるからです。
もし「自分はちゃんと愛されている」と思っていたら、わざわざ「愛されよう」と頑張る必要はないはずです。
つまり、愛されようとする行動の根っこには、「愛されていないかもしれない」という不安と、「自分は愛されるに値しない」という無意識の信念があります。
そして、ここからが本当に大切な話です。
意識を向けたものが、大きくなる
人の脳には面白い性質があります。
自分が強く意識を向けたものほど、目に入りやすくなるという仕組みです。
わかりやすい例を一つ挙げましょう。
潔癖症の人を想像してみてください。
「部屋をきれいにしなければ」「バイ菌や汚れがあってはいけない」と強く思っています。
だから毎日一生懸命、掃除をして、消毒をして、洗濯をします。
でも——この人の目には、汚れやほこりがよく見えます。
普通の人なら気にならないような小さなほこり、微量の汚れ、目に見えないバイ菌まで、鮮明に「見えてしまう」のです。
そして「やっぱり汚い」「まだきれいじゃない」という感覚が消えず、掃除が終わりません。
きれいにしようとすればするほど、汚れが目に入る。この悪循環が続きます。
愛されたい人ほど「愛されていない証拠」が見える
これは、愛情の話でも全く同じことが起きます。
「愛されたい」「愛されなければ」と強く意識している人ほど、周りの人の言動から「愛されていないサイン」を敏感に拾い取ってしまいます。
返信が少し遅かった → 「嫌われたかも」
今日は元気がなさそう → 「私のせいで気持ちが冷めた?」
誘いを断られた → 「もう好きじゃないのかも」
こういう「証拠」は、もともと気にしていない人の目にはほとんど映りません。
でも「愛されたい」という意識が強い人には、鮮明に飛び込んできます。
そして「やっぱり愛されていない」と感じ、さらに「もっと愛されなければ」と頑張る。
するとまた「愛されていないサイン」が見えてくる——。
潔癖症の人が、きれいにすればするほど汚れが目についてしまうのと、構造はまったく同じです。

「愛されない」を問題にするほど、問題が増える
さらにもう一つ、悪循環を深める仕組みがあります。
「愛されること」を強く求めている人は、知らず知らずのうちに、「愛されているかどうか」の条件をたくさん作っていきます。
こういう言葉をかけてもらわないと、愛されていない。 こういう頻度で連絡してもらわないと、愛されていない。 こういう時間を過ごさせてもらわないと、愛されていない。 逆に、こんなに自由にさせてくれないなら、愛されていない。
条件が増えれば増えるほど、「愛されていない」と感じる場面が増えます。
そしてその度に「もっと愛されなければ」という気持ちが強くなる。
「愛されないこと」を問題にすればするほど、問題が拡大していく——これが、このジレンマの本質です。
婚活でよくある「やりすぎ」のパターン
この仕組みを知ると、婚活でよく見られる行動が少し違って見えてきます。
お見合い・デートの場面では…
「どこでもいい」「なんでもいい」と自分の意見を消し続ける。
相手の顔色を読みすぎて、本音を言えずに疲れてしまう。
少しでも沈黙があると「嫌われたかも」と不安になり、必死に話題を探す。
交際が始まると…
返信が遅いだけで「もう気持ちが冷めた?」とLINEを送り続ける。
相手のスケジュールに完全に合わせ、自分の予定をすべてキャンセルする。
「ありがとう」「大丈夫」と言い続けて、本当につらいときに言えなくなる。
これらは全て、「嫌われたくない=もっと愛されなければ」という意識から来ています。
でも相手から見ると、「この人といると気を使いすぎて疲れる」「本音がわからない」という印象になってしまうことがあります。

その信念は、どこから来たのか
「自分はそのままでは愛されない」という感覚——。
実はこれ、大人になってから突然生まれるものではありません。
多くの場合、子どもの頃の経験の中で、少しずつ積み上がってきたものです。
「いい子にしていないと、怒られた」 「頑張らないと、認めてもらえなかった」 「気を使わないと、場の空気が壊れた」
そういった経験を重ねるうちに、「ありのままの自分ではダメだ」「何かをしなければ愛されない」という信念が、心の中に根を張っていきます。
これは、あなたが弱いのではありません。そういう環境の中で、一生懸命生き抜いてきた証です。
でも今は、その信念が婚活の場で誤作動を起こしているかもしれません。
社会的な背景も関係しています
「愛されなければ」という感覚は、個人の育ちだけでなく、社会的な背景とも関係しています。
日本では長らく、特に女性に対して
「愛される女性になりなさい」
「好かれるように振る舞いなさい」
という価値観が根強くありました。
恋愛・結婚のハウツー本や雑誌でも「○○すれば好かれる」「△△はNG」といった情報が溢れています。
こうした環境の中で育つと、「ありのままの自分では不十分」という感覚が、さらに強まりやすくなります。
婚活の場では、そのプレッシャーがさらに増します。
「年齢」「条件」「プロフィール」で評価されるような感覚が、「愛されなければ」という焦りを加速させることもあります。
まず試してみられること
意見を一つ言ってみる
「どこでもいい」ではなく、「最近〇〇が食べてみたかったので、よければ」と一言添える。それだけで、あなたという人が見えてきます。
相手の小さな気遣いに気づいて伝える
「ありがとう」をちゃんと言葉にする。
「〇〇してくれて嬉しかった」と伝える。
その積み重ねが、「愛されている感覚」につながっていきます。
自分のペースを守る
「相手に合わせなければ」と自分を消すより、「私はこういうペースが心地よい」を少しずつ大切にする。
無理して合わせ続けると、ある日突然疲れ果ててしまいます。
「今ここ」に集中する
「次のデートで嫌われたら」「このまま成婚できなかったら」という先の不安より、「今日この人と話せて楽しかった」という今の感覚を大切にする。
「愛されない」という信念は、緩められる
「そんなふうに言われても、頭ではわかっていても変えられない」
——そう感じる方も多いと思います。
それは当然のことです。
長年かけて積み上がってきた信念は、知識だけで簡単に変わるものではありません。
でも、緩めることはできます。
心理カウンセラーとして多くの方と関わってきた中で感じるのは、信念は「気づいて、少しずつほぐしていく」ことで、必ず変わっていくということです。
「愛されない」という信念を手放していくと、焦りが消えて、自然体でいられるようになります。
自然体でいられると、相手にとっても一緒にいやすい存在になります。
婚活が、楽しくなっていきます。
そして、結婚してからも、自分らしくいられる関係が育っていきます。

あすなる愛媛にできること
あすなる愛媛では、婚活のサポートだけでなく、こうした「幸せを遠ざけている思い込みを一緒に緩める」ことを大切にしています。
プロの心理カウンセラーでもある仲人が、生育歴の中で生まれた「愛されない」という信念を、あなたのペースで一緒にほぐしていきます。
「うまくいかない」と感じている理由が、もしかしたら婚活の技術ではなく、心の深いところにある信念かもしれません。
まずは話してみてください。
楽しく婚活して、楽しい結婚生活へ——一緒に歩んでいきましょう。

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